紅葉の季節はいつもあっという間に過ぎ去るもので、北陸では冬の支度に入ります。
最近、お問合せが多くあるのが火の用心の拍子木です。
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冬じたくをするにあたり、やはり一番気をつけたいところが「火」ではないでしょうか。
最近オール電化が流行り、床暖房や温熱ヒーターなど直接火を取り扱わない暖房設備がありますが、それでも北陸に住む多くの家庭ではストーブを取り出したり、コタツを出したりします。
また、この頃から火事も多く発生します。
私の町ではこの季節から(中秋から晩冬まで)拍子木の音と「ひのよ~じん!!」という声が町内に響きます。これは私が幼いころからの決まりごとで当番制でその仕事が回ってきます。私も幼いころ父と一緒にまわった記憶があり、その時も「ひのよ~じん!!」と大きな声を出していました。
最近子供会や町会など各地域で夜廻りがさかんに行われる様になっていると聞きます。
もちろん火の用心を目的とした形ではありますが、大人から子供達へ地域を自分達で守る防犯意識を養いながら、世代を超えたコミュニティーツールの一つとして成功しているそうです。
「戸締り用心 火の用心」「さんま焼いても 家焼くな」等など、大人にまざって子供達のかわいらしい声と拍子木の澄んだ音が、防火や防犯に大きく役立っています。
半纏本舗の拍子木は樫の木を使用しており、よてもよく響き使えば使うほど光沢が出て、しっくりと手に馴染んできます。
拍子木(ひょうしぎ)は拍子を取るときに使われる木の道具(音具)です。手に持って打つと「チョーン チョーン」と高く澄んだ音が出ます。
拍子木は、紫檀・黒檀・花梨・樫など堅いとされている木材を細長い棒状にカットし、2本1組にし、紐で結んで使用します。2本1組であることが基本で、数え方は「組」「対」といいます。
拍子木は、歌舞伎の開幕・閉幕の合図として、また、相撲の呼び出しなど古くから日本人の耳には馴染みのある音ですね。









